触媒栓

原理

発生した酸素ガスと水素ガスは、単に混ぜ合わすだけでは水に戻すことはできません。
しかし、この混合気体に触媒を少量介在させると、急激に次式の反応が進行し、反応熱を伴って水蒸気を生成します。
H2 +1/202 → H20+ 247kJ(57.8kcal)
生成した水蒸気は、冷却されて水滴となり電解液中に還流されるため、電解液の減少はほとんどありません。

触媒栓 イメージ画像

取替時期

触媒栓を長時間使用していると、その性能が劣化し還流効率が低下してきます。
また防爆性などの機能も低下してきます。したがって3年を経過し、日常の保守点検で液面低下が激しいなどの異常が発生した場合は、全数取り替えてください。
ご使用開始後5年を経過したものは、全数取り替えてください。

注意事項

  • 蓄電池周囲温度が-5°Cより低くなる場合は、触媒栓を取り付けないでください。
  • 蓄電池周囲温度が45°Cより高くなる場合は、触媒栓を取り付けないでください。
    (屋外キュービクル収納は要注意)
  • 当社製据置鉛蓄電池以外に取り付けないでください。
  • 触媒栓の使用は、日本国内専用です。
  • 自動定電圧装置付以外の整流器で使用される場合は、取り付けないでください。
  • 交互充放電で使用される場合は、取り付けないでください。
  • 換気が不十分で熱が蓄積される場合は、取り付けないでください。
  • 強い衝撃を与えた場合は、絶対に使用しないでください。

触媒栓の性能と種類

触媒栓型式 適用蓄電池型式
6D CS-15E、HS-30E、PS1-2E~2-2E、CS-15-6E、HS-30-6E、PS1-6E、PS2-6E
M22 CS-30E~90E、HS-40E~120E、PS-3-2E~9-2E、CS-30-6E~90-6E、HS-40-6E~120-6E、PS3-6E~9-6E
M27 CS-130E~900E、HS-150E~HS2500E、PS-190E~840E、1SF-1800HE~2500HE
M56 CS-1000E~2400E

耐過電流形ではありません。

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