シャットダウン用電源管理ソフト(シリアル接続)
FULLBACK Manager Pro(FMP-01)

概要

UPSとシリアルケーブルで接続されたコンピュータを自動シャットダウンするための電源管理ソフトです。UPSとシリアル接続されたコンピュータ(マスター)とネットワーク接続されたコンピュータ(スレーブ)を最大127台までシャットダウンすることが可能です。UPSと接点信号による接続が可能なので、大規模システムにも対応可能です。

FMP-01製品画像

FULLBACK Manager Pro導入イメージ

FULLBACK Manager Pro導入イメージ

マスター、スレーブによるマルチプラットホームのシャットダウン

1台のUPSに接続するコンピュータを「マスター」「スレーブ」と設定することで、複数台のコンピュータや異なったOSのシャットダウンなどの制御が可能になります。また、これらマスターとスレーブを「ユニット」として設定することで、この単位でのシャットダウンやスケジュール運転などの統合管理が可能です。

ユニットのブロック化による一括制御

複数のユニットを「ブロック」として設定することで、ユニット単位、ブロック単位での一括制御が行え、より広範囲な単位での総合管理が可能となります。すべてのコンピュータ上のFULLBACK Manager Proから、UPSの監視や設定変更が可能です。

SNMP、HTTPのサポート

他ノードのFULLBACK Manager Pro間での通信や、SNMP、HTTP機能のサポートにより、SNMPマネージャやWebブラウザからネットワークのあらゆる場所でUPSの遠隔監視が可能です。

充実・多彩なシャットダウン

マルチプラットフォーム

異なったOS環境にある複数のコンピュータを、1台のUPSからシャットダウンすることが可能です。

2種類のシャットダウン制御

緊急性の高い停電時などのシャットダウン制御と、日常のスケジュール運転時のシャットダウン制御の方法を個別に設定可能です。

オートリブート/オートリスタート

シャットダウン開始後は、途中で復電してもシャットダウンを終了させます。また、シャットダウン後、UPSは自動的に停止し、復電後は自動的に再起動します。

一部のコンピュータ(ソフトスイッチ使用)では自動起動できない場合があります。

ユーザーコマンド実行

OSをシャットダウンする前に、ユーザーが指定したコマンドファイルの実行が可能です。また、一つ目のコマンドを「ユーザーコマンド実行」に登録し、2つ目のコマンドを「アプリケーション停止」に登録することで2つのユーザーコマンドファイルを順番に実行することが可能です。

ユーザーコマンド実行イメージ

遠隔監視でシステム管理者の負担を軽減

SNMPのサポート

SNMPエージェント機能を装備しており、国際標準のUPS-MIB(RFC1628)と日本電機工業会で策定した日本標準のJEMA-UPS-MIBに対応しています。他のネットワーク機器と同様に、汎用SNMPマネージャによる統合監視が可能です。また、よりきめ細かい管理のためにプライベートMIBも用意しています。

HTTPのサポート

HTTPサーバ機能を装備しており、WebブラウザからUPSの状態取得、計測やイベント情報を確認できます。

FULLBACK Manager Pro間通信

ネットワーク上に点在するFULLBACK Manager Pro間の通信により、遠隔からUPSの状態監視、各種パラメータの設定変更が可能です。

各種ログ管理がトラブル原因の的確な把握を可能に

UPSのステータスや警告を常に監視し、停電ほかイベント毎に情報を記録します。
また電気量測定データも記録しますので、問題の解決に効果を発揮します。

  • イベントログ

    イベント毎に発生時刻とその内容を逐次ログに記録します。
  • 測定ログ

    入力電圧、負荷率など電気データを記録します。
  • 状態しきい値管理

    入力電圧などの電気量パラメータに、しきい値を設定でき、異常値はイベントログに記録するとともにシステム管理者に通知します。
  • ログファイルの出力

    記録されたログファイルをCSVファイル形式で出力します。

発生イベントへの迅速な対応をサポート

メール送信

イベント発生時、設定したメッセージを、システム管理者のメールに通知します。

メッセージ内容のカスタマイズ

イベント毎に表示されるメッセージ内容のカスタマイズが可能です。

ブロードキャスト

イベント発生時には、設定したUPSのブロックに対しての同時通知が可能です。

ユーザーコマンド実行

イベント毎にユーザーコマンドを定義し実行することが可能です。

多様なスケジュール機能で自在なシステム管理

UPSのスケジュール運転により、システムの自動運用・無人化が可能です。

  • 週間スケジュール

    週単位でのスケジュールを50件まで登録することが可能です。
  • 年間スケジュール

    特定日のスケジュールを200件まで登録することが可能です。
    特定日はカレンダー表示により、西暦2036年まで指定することが可能です。
  • 同日の複数スケジュール

    起動・終了について、1日3回までのスケジュール設定が可能です。

    一部のコンピュータ(ソフトスイッチ使用)では自動起動できない場合があります。

FMP-01モニター画像

総合サポート

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