UPSとシリアルケーブルで接続されたコンピュータを自動シャットダウンするための電源管理ソフトです。UPSとシリアル接続されたコンピュータ(マスター)とネットワーク接続されたコンピュータ(スレーブ)を最大127台までシャットダウンすることが可能です。UPSと接点信号による接続が可能なので、大規模システムにも対応可能です。
1台のUPSに接続するコンピュータを「マスター」「スレーブ」と設定することで、複数台のコンピュータや異なったOSのシャットダウンなどの制御が可能になります。また、これらマスターとスレーブを「ユニット」として設定することで、この単位でのシャットダウンやスケジュール運転などの統合管理が可能です。
複数のユニットを「ブロック」として設定することで、ユニット単位、ブロック単位での一括制御が行え、より広範囲な単位での総合管理が可能となります。すべてのコンピュータ上のFULLBACK Manager Proから、UPSの監視や設定変更が可能です。
他ノードのFULLBACK Manager Pro間での通信や、SNMP、HTTP機能のサポートにより、SNMPマネージャやWebブラウザからネットワークのあらゆる場所でUPSの遠隔監視が可能です。
異なったOS環境にある複数のコンピュータを、1台のUPSからシャットダウンすることが可能です。
緊急性の高い停電時などのシャットダウン制御と、日常のスケジュール運転時のシャットダウン制御の方法を個別に設定可能です。
シャットダウン開始後は、途中で復電してもシャットダウンを終了させます。また、シャットダウン後、UPSは自動的に停止し、復電後は自動的に再起動します。
一部のコンピュータ(ソフトスイッチ使用)では自動起動できない場合があります。
OSをシャットダウンする前に、ユーザーが指定したコマンドファイルの実行が可能です。また、一つ目のコマンドを「ユーザーコマンド実行」に登録し、2つ目のコマンドを「アプリケーション停止」に登録することで2つのユーザーコマンドファイルを順番に実行することが可能です。
SNMPエージェント機能を装備しており、国際標準のUPS-MIB(RFC1628)と日本電機工業会で策定した日本標準のJEMA-UPS-MIBに対応しています。他のネットワーク機器と同様に、汎用SNMPマネージャによる統合監視が可能です。また、よりきめ細かい管理のためにプライベートMIBも用意しています。
HTTPサーバ機能を装備しており、WebブラウザからUPSの状態取得、計測やイベント情報を確認できます。
ネットワーク上に点在するFULLBACK Manager Pro間の通信により、遠隔からUPSの状態監視、各種パラメータの設定変更が可能です。
UPSのステータスや警告を常に監視し、停電ほかイベント毎に情報を記録します。
また電気量測定データも記録しますので、問題の解決に効果を発揮します。
イベント発生時、設定したメッセージを、システム管理者のメールに通知します。
イベント毎に表示されるメッセージ内容のカスタマイズが可能です。
イベント発生時には、設定したUPSのブロックに対しての同時通知が可能です。
イベント毎にユーザーコマンドを定義し実行することが可能です。
UPSのスケジュール運転により、システムの自動運用・無人化が可能です。
一部のコンピュータ(ソフトスイッチ使用)では自動起動できない場合があります。
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