選定方法

step1

運転方式の特徴比較表を参考にして、
バックアップする機器に対して最適な給電方式を選定します。

選定例

ラックマウントサーバ
(高力率タイプ)

ディスプレイ

ネットワーク接続
(ルータ)

step2

バックアップする機器の最大消費電力のW(ワット)とVA(ボルトアンペア)を確認します。

バックアップ対象機器のカタログやホームページに記載されている仕様書からお調べください。

  1. ①機器の表示がW(ワット)だけの場合

    VA(ボルトアンペア)= W(ワット)÷ 力率

  2. ②機器の表示がVA(ボルトアンペア)だけの場合

    W(ワット)= VA(ボルトアンペア)× 力率

  3. ③機器の表示がV(ボルト)、A(アンペア)の場合

    VA(ボルトアンペア)= V(ボルト)× A(アンペア)

    ②より、W(ワット)を計算します。

    W(ワット)= VA(ボルトアンペア)× 力率

負荷機器の力率例

コンピュータ・ディスプレイ 0.6〜0.7

サーバ(高力率タイプ) 1.0

300W

①より
300W ÷ 1.0 = 300VA
300VA / 300W

150VA

②より
150VA × 0.7 = 105W
150VA / 105W

100V、1.5A

③より
100V × 1.5A = 150VA
②より
W(ワット)を計算します。
150VA × 0.7 = 105W 150VA / 105W

合計

300VA + 150VA + 150VA = 600VA

300W + 105W + 105W = 510W

step3

必要なバックアップ時間を確認します。

増設バッテリーを追加することで、幅広いバックアップ時間を選定することができます。

UPSに内蔵しているバッテリーは長年使用していると電気エネルギーを蓄積できる能力が徐々に低下し、その能力が半分になった時が寿命とされています。従って、バッテリー寿命末期のバックアップ時間は購入時(初期値)の約半分となります。

必要なバックアップ時間 10分

step4

消費電力、バックアップ時間、形状から、最適な機種を選定します。

UPS選定条件よりも大きめの容量(VA/Wともに)、長いバックアップ時間の機種を選定ください。

UPS選定条件

給電方式
常時インバータ方式
形状
ラックマウントタイプ
容量
600VA/510W
バックアップ時間
10分

選定UPS

型番
THA1000R-10/EI
給電方式
常時インバータ方式
形状
ラックマウントタイプ
容量
1000VA/800W
バックアップ時間
約10分

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